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白鳥浩

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法政大学大学院教授/現代政治分析

報告

解説比例票を300万票減らしているという事は、重く受け止める必要があった。 そこで維新では代表選を、党所属の議員の意向によって行うという事になっており、そこにおいて馬場代表の対応が焦点となっていた。 この代表選への「不出馬」を決めたというのは、維新らしくもあり、馬場代表らしくもある。 しかし、維新の任期の減退の一つの大きな要因となった兵庫の県知事選の投票日である17日に告示となる、というのは一つの皮肉とも考えられる。 次の代表がだれになるか、という事は直接、維新の今後にもかかわる重要な選挙といえ、適切なリーダーが選出できるかどうかが、問われる。

コメンテータープロフィール

白鳥浩

法政大学大学院教授/現代政治分析

日本政治法律学会理事長。博士(政治学)。日本の政治、選挙、政策変容を中心に、それとの比較で海外の政治変容にも関心を持つ。東京、地方での講義、講演、出演依頼は可能な限り喜んで引き受けている。というのも多様な地域の大学での研究、講義経験や、政治家、ジャーナリスト、研究者、市民からの示唆は、自分の糧であり、その交流は喜びである。国内では静岡大学助教授、長崎県立大学専任講師、海外では英国オックスフォード大学ニッサン日本研究所、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ客員フェロー、ドイツ連邦共和国マンハイム大学客員教授、ノルウェー王国オスロ大学客員研究員等、学会では日本政治学会理事なども歴任した。

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