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白鳥浩

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法政大学大学院教授/現代政治分析

報告

解説これまで、トランプ政権との外交上のパイプを担ってきたのは、安倍元首相を中心とする「旧安倍派」であり、麻生氏や茂木氏であったというところはある。 しかしながら、前回選挙で「旧安倍派」を非公認としたり、重複立候補を認めないなどとし、総裁選の結果、麻生氏や茂木氏から権力の中心が変化したこともあり、石破政権はトランプ政権の成立により、早急な日米のパイプの構築を求められる。 石破氏は、安倍氏に倣ってゴルフ用品をもって、トランプタワーを訪問する、ということは出来ないであろうし、トランプ氏と一緒にゴルフに興じるという姿も想像できない。 どのように関係を構築していくのか。石破外交の今後が問われる。

コメンテータープロフィール

白鳥浩

法政大学大学院教授/現代政治分析

日本政治法律学会理事長。博士(政治学)。日本の政治、選挙、政策変容を中心に、それとの比較で海外の政治変容にも関心を持つ。東京、地方での講義、講演、出演依頼は可能な限り喜んで引き受けている。というのも多様な地域の大学での研究、講義経験や、政治家、ジャーナリスト、研究者、市民からの示唆は、自分の糧であり、その交流は喜びである。国内では静岡大学助教授、長崎県立大学専任講師、海外では英国オックスフォード大学ニッサン日本研究所、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ客員フェロー、ドイツ連邦共和国マンハイム大学客員教授、ノルウェー王国オスロ大学客員研究員等、学会では日本政治学会理事なども歴任した。

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