Yahoo!ニュース

白鳥浩

白鳥浩認証済み

認証済み

法政大学大学院教授/現代政治分析

報告

解説「党内野党」総理の面目躍如といえるのではないか? 自民党総裁として、石破首相に対して国民が望んでいたことは、従来の「自民党の総理大臣」というスタンスではなく、「党内野党の総理大臣」であった。 こうして野党の要求を受け入れて政策活動費の廃止に関する例外を設けないというのは当然のことといえる。 第三者委員会の設置についても、野党案を大幅に飲む形での成案が期待されており、ここでも「与野党伯仲」下における「党内野党の総理大臣」が、大鉈を振るう必要がある。 こうして国民の感情に、政治を近づけていく必要がある。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった802

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 中北浩爾

    政治学者/中央大学法学部教授

    解説パーティー収入の不記載(裏金化)について、政策活動費に言及するケースが見られ、そこから政策活動費の不…続きを読む

コメンテータープロフィール

白鳥浩

法政大学大学院教授/現代政治分析

日本政治法律学会理事長。博士(政治学)。日本の政治、選挙、政策変容を中心に、それとの比較で海外の政治変容にも関心を持つ。東京、地方での講義、講演、出演依頼は可能な限り喜んで引き受けている。というのも多様な地域の大学での研究、講義経験や、政治家、ジャーナリスト、研究者、市民からの示唆は、自分の糧であり、その交流は喜びである。国内では静岡大学助教授、長崎県立大学専任講師、海外では英国オックスフォード大学ニッサン日本研究所、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ客員フェロー、ドイツ連邦共和国マンハイム大学客員教授、ノルウェー王国オスロ大学客員研究員等、学会では日本政治学会理事なども歴任した。

白鳥浩の最近のコメント