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白鳥浩

白鳥浩

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法政大学大学院教授/現代政治分析

報告

日本の政治を揺るがす問題に発展するのだろうか? このところ、支持率の低下に悩む岸田政権に、また新たな火種が生まれようとしているといえるだろう。 この五輪組織委員会の問題は、企業や個人の問題から政界へと波及する可能性も出てきた。 これからの国会の与野党の論戦の中で、野党は更に攻撃材料を見つけたといえるのかもしれない。岸田政権にとっては頭が痛い問題である。 アスリートや国民の夢の結晶であった東京オリンピックが、組織委員会を舞台にしたスキャンダルで揺れている。 これを見ているアスリートや国民はどういった気持ちであろうか。 首相として国民に説明することが重要だ。 アスリートや国民の夢を壊さないでもらいたい。

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コメンテータープロフィール

白鳥浩

法政大学大学院教授/現代政治分析

日本政治法律学会理事長。博士(政治学)。日本の政治、選挙、政策変容を中心に、それとの比較で海外の政治変容にも関心を持つ。東京、地方での講義、講演、出演依頼は可能な限り喜んで引き受けている。というのも多様な地域の大学での研究、講義経験や、政治家、ジャーナリスト、研究者、市民からの示唆は、自分の糧であり、その交流は喜びである。国内では静岡大学助教授、長崎県立大学専任講師、海外では英国オックスフォード大学ニッサン日本研究所、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ客員フェロー、ドイツ連邦共和国マンハイム大学客員教授、ノルウェー王国オスロ大学客員研究員等、学会では日本政治学会理事なども歴任した。

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