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白鳥浩

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法政大学大学院教授/現代政治分析

報告

解説岸田後を見据えて今後は政局が動き出す。 支持がないからダメだというのでは、あまりにも消極的だ。 そうではなくて、バイデン大統領が述べたように何らかの積極的なメッセージを岸田氏が出せるかどうかが、今後の岸田氏の評価にかかわる。 しかしながら、多くの問題は残されたままで、政権を途中で放り投げるという評価をされる可能性は大いにある。 「政治とカネ」も道半ば、「経済対策」も道半ば、今後の「防衛増税」「子育て負担増」に至っては、次の政権担当者に丸投げといえる。 責任ある発言を残りの任期で期待したい。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 室橋祐貴

    日本若者協議会代表理事

    見解憲法改正への意欲を見せるなど、出馬への意欲が強いと感じていましたが、思ったより早い決断でしたね。これ…続きを読む

  • 中北浩爾

    政治学者/中央大学法学部教授

    解説内閣支持率が低迷するなか、総裁選に出馬しても勝利は厳しいとみたのでしょう。旧岸田派45名程度がいるの…続きを読む

コメンテータープロフィール

白鳥浩

法政大学大学院教授/現代政治分析

日本政治法律学会理事長。博士(政治学)。日本の政治、選挙、政策変容を中心に、それとの比較で海外の政治変容にも関心を持つ。東京、地方での講義、講演、出演依頼は可能な限り喜んで引き受けている。というのも多様な地域の大学での研究、講義経験や、政治家、ジャーナリスト、研究者、市民からの示唆は、自分の糧であり、その交流は喜びである。国内では静岡大学助教授、長崎県立大学専任講師、海外では英国オックスフォード大学ニッサン日本研究所、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ客員フェロー、ドイツ連邦共和国マンハイム大学客員教授、ノルウェー王国オスロ大学客員研究員等、学会では日本政治学会理事なども歴任した。

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