見解今回の件を「表現を放棄した」もしくは「プロとしてあるまじき行為だ」と断言される方を多く見かけますが、真意が何処にあるかわからない中で人格にまで触れるのはどうかと思います。もしかしたら歌唱コンディション、もしくは表現として挑戦した可能性も捨て切れません。ライヴを行った何らかの真意はあったであろうし、それに対する説明は表現者としてステージに立った以上、本来は必要ないものだと思います。 ボブ・ディランのリサイタルで同じようなパフォーマンスをロスで見たことがあります。自分は充分には楽しめませんでしたが、現地の方々はそれをパフォーマンスとして楽しんでいました。今回の山崎さんの件が楽しいものでなかったのであれば、それは表現者として負けだし、今後の活動に影響を及ぼすことでしょうが、それ以上でも以下でもないことです。そういうことを含め払い戻しをした事務所の真意への説明は、もっとあって然るべきだと思います。
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コメンテータープロフィール
音楽ジャーナリスト、音楽雑誌編集者歴32年。今までに2誌を創刊し、4誌の編集長を務め、4つの大型音楽フェスティヴァルを立ち上げる。現在は月刊音楽雑誌MUSICAを発行する(株)FACTの代表取締役、およびロックフェスティヴァルVIVA LA ROCKのプロデューサーを務める。雑誌、WEB、テレビ、ラジオ等、様々なメディアにて音楽批評や取材を手掛けている。
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