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鹿野淳

鹿野淳

認証済み

音楽ジャーナリスト

報告

見解現体制になったのが2010年、ソングライターでありヴォーカリストであった志村正彦さんが亡くなったのが2009年の暮れ。そこから約15年間に渡って活動を続けてきたバンドのセカンドシーズンは、尊敬に値する凄まじくも素晴らしい年月だったと思います。 個性が強く、しかもパーソナルな表現世界が歌い鳴らされているとリスナーが想像し得る楽曲だったりライヴ活動をしてきたバンドのソングライター兼ヴォーカリストが他界した後で、そのバンドの財産を守りながら新しく前へ進もうとクリエイトし続ける。その選択をしたこと自体がどれだけ難解な奇跡だったのかは想像に値しないものであり、その中で素晴らしい活動を提供し続けてきた3人は偉大なミュージシャンだと心から思います。 関係者、ファンがフジファブリックという「屋号」を一緒に支え続けてきたことも特別な物語でした。休止まで素晴らしい日々を過ごし続けて欲しいと願っています。

コメンテータープロフィール

音楽ジャーナリスト、音楽雑誌編集者歴32年。今までに2誌を創刊し、4誌の編集長を務め、4つの大型音楽フェスティヴァルを立ち上げる。現在は月刊音楽雑誌MUSICAを発行する(株)FACTの代表取締役、およびロックフェスティヴァルVIVA LA ROCKのプロデューサーを務める。雑誌、WEB、テレビ、ラジオ等、様々なメディアにて音楽批評や取材を手掛けている。

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