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佐藤みのり

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弁護士(佐藤みのり法律事務所代表)

報告

補足発達段階に応じて、子どものプライバシーを尊重することが大切だと思います。子ども部屋を用意しているのであれば、その空間をどう使いたいか、子どもと話し合い、子どもの意見も尊重しながらルール作りをすると良いのではないでしょうか。 見守りカメラは、暗くても映像を見ることができたり、録画したものをあとで確認できたり、動体検知機能により動きがあるたびにスマホに通知が来たり、360度動きに合わせてカメラが動いたり…と性能がよくなっています。そのため、使い方によっては、かなり厳しい「監視」にもつながりかねません。 親としては、何のために見守りカメラを置きたいのかよく考え、本当に必要なのか検討することが大切だと思います。例えば、防犯目的なのであれば、子どものプライバシーや子ども自身の意見・気持ちも尊重し、玄関など子ども部屋以外の場所への設置の方が効果的かもしれません。

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    防犯アドバイザー/犯罪予知アナリスト

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コメンテータープロフィール

佐藤みのり

弁護士(佐藤みのり法律事務所代表)

神奈川県出身。中学時代、友人の非行がきっかけで、少年事件に携わりたいとの思いから弁護士を志す。2012年3月、慶応義塾大学大学院法務研究科修了後、同年9月に司法試験に合格。2015年5月、佐藤みのり法律事務所開設。少年非行、いじめ、児童虐待に関する活動に参加し、いじめに関する第三者委員やいじめ防止授業の講師、日本弁護士連合会(日弁連)主催の小中高校生向け社会科見学講師を務めるなど、現代の子どもと触れ合いながら、子どもの問題に積極的に取り組む。弁護士活動の傍ら、ニュース番組の取材協力、執筆活動など幅広く活動。女子中高生の性の問題、学校現場で起こるさまざまな問題などにコメントしている。

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