解説ニホンジカのオスが最も危険になるのが11月です。発情期で気がたっていることに加えて、つのが大きく成長しているからです。これは、山の中ばかりでなく公園でも同じです。あくまでも野生動物であることを改めて思い出し、できるだけ刺激をしないことが大切です。とくに、餌やりを面白半分に焦らしたり、セルフィースティックを近づけて写真を撮ることはぜったいにやめなくてはなりません。ニホンジカに限らず、野生動物と人間はじゅうぶんに距離をとってくらすことが、お互いの幸せにつながるのです。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
1961年、東京都出身。 (財)日本自然保護協会の自然観察指導員、東京都鳥獣保護員などを経て、プロの自然案内人として30年以上にわたり自然解説活動を展開。 テレビやラジオ番組への出演、子どもたちへの自然観察指導、エコロジーツアーガイドなど、自然のおもしろさや大切さを案内している。NHK地域放送文化賞受賞。主なレギュラー出演番組 NHK「ダーウィンが来た!」テレビ朝日「スーパーJチャンネル」ほか。主な著書「となりのミステリー生物ずかん」時事通信社、「ぼくはプロ・ナチュラリスト」旬報社ほか。生きもの専門家集団「あにまにあ」リーダー。
佐々木洋(ささき隊長)の最近のコメント
コメントランキング
- 1
自民、裏金額の2倍を被災地へ寄付検討 政治改革の論点整理判明
毎日新聞 - 2
異様な兵庫県知事選の実態…斎藤元彦氏の疑惑「パワハラは捏造」の臆測が急拡散【話題の現場 突撃ルポ】
日刊ゲンダイDIGITAL - 3
【速報】「106万円の壁」撤廃案を厚労省が正式提示…現在1:1の社会保険の負担割合を事業者負担大きく変える案も
FNNプライムオンライン(フジテレビ系) - 4
日本バスケ協会 八村からの苦言を受け対応に追われる「情報収集をしている段階」
スポニチアネックス - 5
「地元民として不快」「さっさと局長を降板して」松本人志『ナイトスクープ』復帰報道に“関西”でも総スカン“夜遊びは地方で”の重すぎる代償
SmartFLASH