見解現在の姫路城の入城料は「大人1000円、小人300円、就学前は無料」という、個人的には激安と思える価格設定になっています。 先日、姫路城と同じく現存する国宝の天守を持つ【松本城】が、36億円以上もかかる管理維持費の捻出のために観覧料を値上げするというニュースがありました。 姫路城も同じく数十億円規模の費用がかかることに加えて、円安という状況でもありますので、入城料を2〜3倍にするのは全く問題ないのではないでしょうか。 〈「城のイメージを下げる」と慎重な意見が相次いだ〉とのことですが、このような背景での値上げで、城のイメージダウンになるとは思えません。 先日の松本城の記事でも触れましたが、観覧料が値上げして生活が困るようになる方はほとんどいないでしょうし、むしろ助かる人が増えることと思います。 また、外国人観光客は2000円でも3000円でも、喜んで払って姫路城を楽しんでくれることでしょう!
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コメンテータープロフィール
埼玉県熊谷市出身。熊谷高校、立教大学卒。歴史ナビゲーターとして、元芸人の経歴を生かし、明るく分かりやすいトークで歴史の魅力を伝えている。歴史作家としては『ポンコツ武将列伝』『ヘンテコ城めぐり』『どんマイナー武将伝説』など多数の著書を執筆。メディア出演の他、全国各地での講演活動や、歴史系の番組・演劇・ゲームの歴史考証や構成作家を務めるなど幅広く活動をしている。トレードマークは赤い兜(甲冑全体で20万円)で、前立ては「長谷川」と彫られている(特注品で2万5千円)