見解二重価格自体は海外だけでなく、国内で市民割など存在する施設もあり、そこまで違和感はない。ただ、そのやり方、伝え方が重要ではないか。 今回は姫路市民以外は値上げという表現になっている。それを世界の同等水準施設の金額、人件費、メンテナンス費の高騰、自然災害の増加などを受け、持続可能な運営を実現するためには通常料金の見直しが不可欠。なので、価格を見直した。ただし、市民だけはこういう理由で価格を据え置く(特別価格で提供)。このような伝え方の方が受け入れやすいのではないか。
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コメンテータープロフィール
神戸市生まれ。米国ウィスコンシン大学マディソン校卒。卒業後、アクセンチュア(株)を経て、2007年インバウンド観光に特化したBtoBサイト「やまとごころ.jp」を立ち上げ、観光事業者・自治体向けに情報発信、教育・研修、コンサルティングサービスなどを提供。国や地域の観光政策に広く提言を行うほか、メディア出演や執筆も多い。近著に『観光再生 サステナブルな地域をつくる28のキーワード 』(プレジデント社)がある。東京都立大学非常勤講師。観光バリューアップ実践会主宰。