見解結城秀康は、江戸時代から何かと“ウワサ話”がたくさんある興味深い人物ですよね。 家康が結城秀康を実子として認知しなかった理由づけは江戸時代からされていて、『柳営婦女伝叢』という将軍家の正室や側室のウワサ話をまとめた江戸時代中頃の伝記には「築山殿」のイジメが紹介されています。 嫉妬した家康の正室の築山殿が、妊娠中のお万の方を裸にして縛り付けたとあり、それに気づいた本多作左衛門が助けて結城秀康を養育したというお話です。 越前松平家の関係史料にも、幼い頃は実子として認知されていなかったとあるので、記事にある通り、詳しい理由は不明ながら、家康からは避けられていたようです。 タイトルに「次男であるのもかかわらず将軍になれなかった」とありますが、結城秀康は晩年病気がちで、弟の秀忠が2代将軍になった1605年頃には病に冒されていたようなので、次期将軍指名にはその事情も考慮されていたに違いありません。
コメンテータープロフィール
埼玉県熊谷市出身。熊谷高校、立教大学卒。歴史ナビゲーターとして、元芸人の経歴を生かし、明るく分かりやすいトークで歴史の魅力を伝えている。歴史作家としては『ポンコツ武将列伝』『ヘンテコ城めぐり』『どんマイナー武将伝説』など多数の著書を執筆。メディア出演の他、全国各地での講演活動や、歴史系の番組・演劇・ゲームの歴史考証や構成作家を務めるなど幅広く活動をしている。トレードマークは赤い兜(甲冑全体で20万円)で、前立ては「長谷川」と彫られている(特注品で2万5千円)
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