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辺真一

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ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

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補足韓国発のこの種の情報はこれまでならば「そうした事実はない」と否定するのが常ですが、今回は「事柄の性質上お答えを差し控える」と述べたところをみると、接触したのでしょう。中央日報の記事によりますと、実名は明らかにされていませんでしたが、「有力な家柄出身の政治家」が日本側の一員に加わっていたとのことです。但し、北朝鮮側が人民軍偵察総局、それも外貨獲得を担当している人物が出てきたというのが解せませんが、崔善姫外相が「日本との対話は我々の関心事ではなく、我々は日本のいかなる接触の試みに対しても許さない」と言った手前、偵察総局の人間が代わりに出てきたということなのかもしれません。これまでは日朝交渉及び拉致問題は小泉総理の訪朝から2014年の再調査に至るまで国家安全保衛部の関係者が担当していただけに若干違和感を感じますが、接触は大いに歓迎すべきで、一日も早く、正式な日朝交渉に繋げてもらいたいものです。

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コメンテータープロフィール

辺真一

ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

東京生まれ。明治学院大学英文科卒、新聞記者を経て1982年朝鮮問題専門誌「コリア・レポート」創刊。86年 評論家活動。98年ラジオ「アジアニュース」キャスター。03年 沖縄大学客員教授、海上保安庁政策アドバイザー(~15年3月)を歴任。外国人特派員協会、日本ペンクラブ会員。「もしも南北統一したら」(最新著)をはじめ「表裏の朝鮮半島」「韓国人と上手につきあう法」「韓国経済ハンドブック」「北朝鮮100の新常識」「金正恩の北朝鮮と日本」「世界が一目置く日本人」「大統領を殺す国 韓国」「在日の涙」「北朝鮮と日本人」(アントニオ猪木との共著)「真赤な韓国」(武藤正敏元駐韓日本大使との共著)など著書25冊

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