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大元隆志

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CISOアドバイザー

報告

解説JALもDDoS攻撃を仕掛けられたと報道されていました。 年末年始等の長期休暇は防御側の従業員も休暇となり発見や対応が遅くなることから狙われやすい時期でもあります。 DDoS攻撃を仕掛ける攻撃者像には三種類あります。 一つはDDoS攻撃を仕掛けることで身代金を要求するグループ。 二つ目はハクティビストと呼ばれるグループで政治的な主張などを訴えることを目的としています。 三つ目はスクリプトキディと呼ばれるグループで興味本位でDDoS攻撃サービスなどを利用して仕掛けるグループ。 通常、1、2のグループの場合は犯行声明が出されますが現在の所はそのような声明は出ていないように見られます。 3の可能性は低いと考えられますが、先日も出来心で攻撃を仕掛けた中学生が摘発されていますので、ゼロとは言えません。 いずれにしても、JALに続き一日に2件のDDoS攻撃が発生しているので警戒が必要です。

コメンテータープロフィール

通信事業者用スパムメール対策、VoIP脆弱性診断等の経験を経て、現在は企業セキュリティの現状課題分析から対策ソリューションの検討、セキュリティトレーニング等企業経営におけるセキュリティ業務を幅広く支援。 ITやセキュリティの知識が無い人にセキュリティのリスクを解りやすく伝えます。 受賞歴:アカマイ社 ゼロトラストセキュリティアワード、マカフィー社 CASBパートナーオブ・ザ・イヤー等。所有資格:CISM、CISA、CDPSE、AWS SA Pro、CCSK、個人情報保護監査人、シニアモバイルシステムコンサルタント。書籍:『ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦』など著書多数。

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