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小田慶子

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見解『べらぼう』第1話を視聴しました。 記事にもあるとおり、初のNHKでいきなり大河主演、しかも、時代劇ファンの目が厳しい江戸中期ということで、横浜流星さんは大丈夫かなと心配もしていました。 大河の前には朝ドラに出て視聴者に「顔見せ」するのが成功の方程式。『麒麟が来る』の長谷川博己さんは『まんぷく』に、『青天を衝け』の吉沢亮さんは『なつぞら』に出てから大河ドラマに取りかかりました。 それに対して、流星さんはここ数年、藤井道人監督と『ヴィレッジ』『正体』などの映画に注力してきた印象です。 演じた蔦重は、吉原育ちならではの商魂たくましさもあり、女性を搾取する置屋たちへのピュアな怒りもあり、「着飾る恋には理由があって」のような明るさと調子の良さもあり、多面性を見せてくれました。特に歌舞伎役者・中村隼人さんに向かって歌舞伎の見得を切るシーンは勇気がいったのではないかと思います。今後も楽しみです。

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  • 影山貴彦

    同志社女子大学教授/コラムニスト

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    ライター, 編集者

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コメンテータープロフィール

出版社に13年勤務後、フリーランスに。雑誌、書籍、WEBメディアの編集およびライティングを担当。広告媒体も手掛ける。芸能人著名人インタビューはのべ300人以上。映画やドラマのキャスト、脚本家、監督、小説家などに取材し、作品オフィシャルの仕事も。インタビュアーとしては映像でも仕事している。ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞の総評や受賞者インタビューを担当。TVのドラマについてのコラムを執筆し、共著に「脚本家・野木亜紀子の時代」(blueprint)がある。

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