解説これまでロシアが提示している和平案はまだ占領していないウクライナ東部4州の残りも全て引き渡せというもので、現状のラインで停戦するものですらないのです。ロシア軍が自ら逃げ出したドニプロ川西岸のヘルソン市も割譲を要求しています。これではウクライナ側が呑むはずも無く、そもそも交渉になっていません。元々交渉になっていないのですから、当面見送りも何も無いのです。 >交渉を見送る姿勢をいつまで継続するのかとの質問には「わからない。戦況を含めた状況次第だ」と答えた。 これはロシア側がかなり正直に答えていますが、戦況がロシア軍が圧倒的有利になる時点まで交渉を見送る姿勢を継続するという意味です。つまり従来と姿勢は何も変わりません。
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弾道ミサイル防衛、極超音速兵器、無人兵器(ドローン)、ロシア-ウクライナ戦争など、ニュースによく出る最新の軍事的なテーマに付いて兵器を中心に解説を行っています。
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