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軍事/生き物ライター

報告

見解今回の墜落事故は事故機の「垂直尾翼に開いた無数の穴」の写真を見た瞬間に対空ミサイルの誤射だと判断しました。航空機の事故でこれほど墜落原因が分かりやすい事故は滅多に無いでしょう、航空専門家ではなく軍事専門家に早期に墜落原因を断定する人が多かったのは、単に同じような損傷を受けた航空機(被弾した軍用機)の写真を見慣れているからです。 例えば2024年1月14日にウクライナ軍がアゾフ海方面でパトリオット防空システムのPAC-2対空ミサイルを用いてロシア軍のA-50メインステイ早期警戒機を撃墜しIl-22M空中指揮機に損傷を負わせましたが、からくも逃げ帰ったIl-22Mは垂直尾翼を穴だらけにされています。 その無数の穴と酷似したものが、今回の事故機のアゼルバイジャン航空8243便の垂直尾翼にも開いていました。ただし数が少なく、ロシア軍が使用した対空ミサイルはPAC-2より小さかったのでしょう。

コメンテータープロフィール

弾道ミサイル防衛、極超音速兵器、無人兵器(ドローン)、ロシア-ウクライナ戦争など、ニュースによく出る最新の軍事的なテーマに付いて兵器を中心に解説を行っています。

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