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大場紀章

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エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所 代表

報告

解説2018年ごろまで日本で使われていたバイオエタノールのほとんどはブラジル産でしたが、その後米国からの売り込みがあり、2021年で31%までシェアを落としています。その後も米国からの売り込みは非常に強力で、先日の日米首脳会談の共同声明にもちゃっかりとバイオエタノール由来のSAFの利用に言及がありました。 自動車用のバイオエタノールの輸入量は業界が総量の上限を設けているのでパイの食い合いになります。SAFの場合、エタノールからのAtJというアプローチもありえますが、SAFとしてAtJ燃料がCORSIA認定を受けるのはかなりハードルが高いと思います。

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コメンテータープロフィール

大場紀章

エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所 代表

大場紀章 (おおば・のりあき) – 1979年生まれ。京都大学理学研究科修士課程修了。同博士課程退学。民間シンクタンク勤務を歴て現職。株式会社JDSCフェロー。専門は、化石燃料供給、エネルギー安全保障、次世代自動車技術、物性物理学。著書に『シェール革命―経済動向から開発・生産・石油化学』(共著、エヌ・ティー・エス)、『コロナ後を襲う世界7大危機 石油・メタル・食糧・気候の危機が世界経済と人類を脅かす』(共著、NextPublishing Authors Press)等

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