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気象予報士

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補足台風13号は、東シナ海を西進していますが、注意すべきは台風の中心付近だけではありません。南西諸島から九州南部は台風周辺の強い風や高波、西日本から東日本は台風周辺から北上している暖湿空気によって発生する熱中症や大気不安定による落雷などにも注意が必要です。 加えて、台風13号の東から南海上は、発達した積乱雲の塊がいくつもあります。この中から、熱帯低気圧が発生する見込みで、この熱帯低気圧の中から台風14号が発生するかもしれません。南の海上は、まだまだ夏が続いており、今後の雲の塊の動向に注意が必要です。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 熊澤里枝

    気象予報士/防災士/気象解説者

    補足今月はすでに3個の台風が発生しています。台風発生数の平年値は9月が5個、10月は3.4個、11月は2…続きを読む

コメンテータープロフィール

1951年新潟県生まれ。新潟大学理学部卒業後に気象庁に入り、予報官などを経て、1995年阪神大震災のときは神戸海洋気象台予報課長。その後、福井・和歌山・静岡・東京航空地方気象台長など、防災対策先進県で勤務しました。自然災害に対しては、ちょっとした知恵があれば軽減できるのではないかと感じ、台風進路予報の予報円表示など防災情報の発表やその改善のかたわら、わかりやすい著作などを積み重ねてきました。2015年6月新刊『特別警報と自然災害がわかる本』(オーム社)という本を出版しました。

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