今回のユニバーサル移籍で興味深いのは、姉妹グループのHKT48、NGT48がすでにユニバーサルに所属しており、昨年11月にはNMB48もユニバーサル移籍を発表していること。エイベックス所属のSKE48、キング所属のSTU48以外の48グループがすべてひとつのレーベルへと集約されます。 同じユニバーサルでもNMBはユニバーサルシグマ、HKTとNGTそして今回移籍するAKBはEMI Recordsとサブレーベルは異なるものの、ひとつの大きな枠(ユニバーサル)の中で活動することで、どんなメリットが生まれるのかが気になるところ。特に、海外3大メジャー(ユニバーサル、ソニー、ワーナー)のひとつに所属することで、これまで以上に海外を意識した展開が積極化する可能性もゼロではありませんし、坂道グループがソニー、48グループがユニバーサルという差別化もこれからどう活きてくるのか、気になるところです。
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コメンテータープロフィール
2005年末に株式会社ナターシャの立ち上げに参加する。翌2006年よりライターとしての活動を開始し、「音楽ナタリー」などのWEBメディアでインタビューやディスクレビューを執筆。乃木坂46からオジー・オズボーンまで、取材したアーティストは多岐ににわたる。2014年11月末に株式会社ナターシャを退社後、フリーの音楽ライターとして活動を開始。「リアルサウンド」「Billboard Japan」「音楽ナタリー」などWEBメディアのほか、「日経エンタテインメント!」「ヘドバン」「CONTINUE」「Ani-PASS」「別冊カドカワ」といった雑誌で執筆を続けている。
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