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中北浩爾

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政治学者/中央大学法学部教授

報告

解説『週刊文春』は今週発売の号で、木原氏が風俗店を利用する際に「ナカキタ」という偽名を使ったと報じました。真偽は定かではありませんが、同姓ということで、昨日から何件か問い合わせがあり、迷惑しています。 ともあれ、この間、『週刊文春』が繰り返し様々な木原氏の疑惑を報じています。そのいずれも深刻な内容ですが、確固たる証拠をもって政治家としての責任を問うものは、今回が初めてでしょう。これで大手メディアも積極的に取り上げることになるかもしれません。 そうなると、来月に予定される内閣改造で木原氏を官房副長官に留任させることが難しくなります。岸田官邸の最重要人物の一人だけに、日本政治に与える影響は甚大です。今後の推移が注目されます。

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  • 白鳥浩

    法政大学大学院教授/現代政治分析

    解説木原氏は内閣官房副長官として、岸田政権を中枢で支える立場にある。そうした方に、これほど多くの疑惑が提…続きを読む

コメンテータープロフィール

中北浩爾

政治学者/中央大学法学部教授

専門は日本政治外交史、現代日本政治論。近著に、『自民党―「一強」の実像』中公新書、『自公政権とは何か』ちくま新書、『日本共産党』中公新書など。

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