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中井彰人

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株式会社nakaja lab 代表取締役/流通アナリスト

報告

見解テイクアウトの唐揚げ店は、ワタミにとっては、コロナ禍で甚大なダメージを余儀なくされた居酒屋部門の緊急避難的な業態であり、コロナ後急速に縮小に向かっている市場環境の下、その役割を終えたのであり、こだわる必要がない。ワタミにとっての課題は、コロナ後も居酒屋市場が7割程度までしか戻らないことであり、昼の業態の柱を作り出す必要に迫られていた。そこで、サブウェイなのであり、今後は早期にこの業態を、成長軌道に乗せることが喫緊の課題であろう。縮小市場から経営資源を引き上げ、サブウェイに投入するのは、至極、合理的な判断である。サブウェイの今後に大いに注目したい。

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  • 西川立一

    ラディック代表/流通ジャーナリスト/マーケティングプランナー

    見解から揚げ専門店は、低投資で運営ノウハウも難しくないことから、出店が容易。  ただ、コンビニ、スーパー…続きを読む

コメンテータープロフィール

中井彰人

株式会社nakaja lab 代表取締役/流通アナリスト

みずほ銀行産業調査部で 小売・流通アナリストに10年以上従事。2016年同行を退職後、中小企業診断士として独立、開業。同時に、慶應藤沢イノベーションビレッジでベンチャー支援活動を開始。並行して、流通関連での執筆活動を継続し、TV出演、新聞、雑誌などへの寄稿、コメント提供、講演活動などを実施中。2016年よりITmediaビジネスオンライン「小売流通アナリストの視点」、2021年よりビジネス+IT「流通戦国時代を読み解く」 を連載中2020年よりYahoo!公式コメンテーター。2021年8月「図解即戦力 小売業界」(技術評論社)を発刊。

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