補足インバウンドのかつてない増加を東京はじめ、主要観光地で肌感として実感している方も多いと思うが、実際に数値で見てもインバウンドは過去最高のペース。ただ一方で、宿泊先は三大都市圏(埼玉県・千葉県・神奈川県、東京都、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県)で7割を占めているの実情。これからの課題はいかに地方部へインバウンドを誘客するかであり、その点にも今後注目していきたい。
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コメンテータープロフィール
神戸市生まれ。米国ウィスコンシン大学マディソン校卒。卒業後、アクセンチュア(株)を経て、2007年インバウンド観光に特化したBtoBサイト「やまとごころ.jp」を立ち上げ、観光事業者・自治体向けに情報発信、教育・研修、コンサルティングサービスなどを提供。国や地域の観光政策に広く提言を行うほか、メディア出演や執筆も多い。近著に『観光再生 サステナブルな地域をつくる28のキーワード 』(プレジデント社)がある。東京都立大学非常勤講師。観光バリューアップ実践会主宰。