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宮下公美子

宮下公美子

認証済み

介護福祉ライター/社会福祉士+公認心理師+臨床心理士

報告

補足高齢者介護や障がいのある子どもの育児をブログで公開する方が、この10年ほどで格段に増えました。障がいや認知症などの疾患がある家族をケアしていると、なかなか外出して人と話し、息抜きをしたり知識や情報を得たりする機会を持ちにくいもの。 インターネットの普及が、ケアラーの方たちにとって大きな福音となっていることを感じます。 この記事では、「暴言や徘徊でつらかったあの頃が懐かしい」という言葉が印象的でした。そう思えるだけの、満足のいく介護をしてこられたのだなと感じました。 高齢者介護は育児と違って先が見えにくく、つらさを感じやすいもの。しかも、いつか必ず永遠の別れという悲しい終わりを迎えます。 それだけに要介護者もケアラーも、そのときそのときを共に大切に過ごしてほしい。 「もっとこうしてあげれば良かった」「もっと感謝を伝えれば良かった」という悔いが残らないよう過ごしてほしいと思います。

コメンテータープロフィール

宮下公美子

介護福祉ライター/社会福祉士+公認心理師+臨床心理士

高齢者介護を中心に、認知症ケア、介護現場でのハラスメント、地域づくり等について取材する介護福祉ライター。できるだけ現場に近づき、現場目線からの情報発信をすることがモットー。取材や講演、研修講師としての活動をしつつ、社会福祉士として認知症がある高齢者の成年後見人、公認心理師・臨床心理士として神経内科クリニックの心理士も務める。著書として、『介護職員を利用者・家族によるハラスメントから守る本』(日本法令)、『多職種連携から統合へ向かう地域包括ケア』(メディカ出版)、分担執筆として『医療・介護・福祉の地域ネットワークづくり事例集』(素朴社)など。

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