【解説】トランプ氏の人事で波紋 自身の裁判と国際情勢への影響は?
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補足国際的には外交安全保障人事が重要ですが、トランプにとって最重要は司法長官人事。トランプを逮捕・訴追した民主党側への報復を進めるための要でこれまで非難してきた「司法の武器化」の意趣返し。ゲーツ任用は想定されていた候補の中で最も保守・ポピュリスト的選択で、「バイデン訴追」に向けて進んで行くトランプの決意の強さのようなもの。
専門はアメリカ現代政治外交。上智大学外国語学部英語学科卒、ジョージタウン大学大学院政治修士課程修了(MA)、メリーランド大学大学院政治学博士課程修了(Ph.D.)。主要著作は『アメリカ政治とメディア:政治のインフラから政治の主役になるマスメディア』(北樹出版,2011年)、『キャンセルカルチャー:アメリカ、貶めあう社会』(小学館、2022年)、『アメリカ政治』(共著、有斐閣、2023年)、『危機のアメリカ「選挙デモクラシー」』(共編著,東信堂,2020年)、『現代アメリカ政治とメディア』(共編著,東洋経済新報社,2019年)等。