補足GDPが市場予想を上回る3.1%増となった。個人消費は5期ぶりにプラス、設備投資も強い内容になったことで日経平均も好感の動きです。加えて、総裁選と総選挙の時期が近いことも株価が底堅い動きとなっている背景でしょう。歴史的に総選挙前後は株価がプラス10%程度上昇している過去があります。ただし、実質賃金プラスに浮上し、GDPが予想を上回る強い数字となりますと、一旦後退している日銀の利上げが動きやすくなる可能性があります。
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コメンテータープロフィール
京都大学公共政策大学院 修士課程を修了。トレーダーとして法人の資産運用を担う。その後、フィスコのアナリスト、FUNDINNOで日本初のECFアナリストとして政策提言に関わる。フジテレビ、日経CNBC、プレジデント、ダイヤモンド、Forbes JAPAN、SPA!などで活動。■フジテレビLiveNEWSαレギュラー出演■ラジオ日経レギュラー番組■プレジデントオンラインの執筆記事は2020年の半年間で累計6000万PVを超え「日本一バズるアナリスト」と言われる。■書籍『5万円からでも始められる! 黒字転換2倍株で勝つ投資術』 『株・投資ギガトレンド10』