補足ジャクソンホールを欠席しての、閉会中審査。マーケットや国民が、知りたいのは『データを重視している日銀が、データでは判断しづらい段階で利上げをした可能性。そのロジックの背景、本質を知りたい』そこを紐解くはずの時間であるはず。 ■知りたいのは、日銀のロジック ●GDPギャップがマイナス、所得から税金・社会保障費を引いた可処分所得(本当に使える家庭のお金)が減少している、かつ実質賃金はプラスに浮上したが一時的である可能性があり、決して個人消費が浮揚しているわけではない。こうしたデータのなかで、なぜ利上げしたのでしょうか? ●いまの状況で「利上げを継続的に行うこと」は経済学のロジックから逸脱していないのでしょうか? ●逸脱していないならば、何をベースにこれから判断を進めていくのでしょうか? 批判ではなく、未来に向けてどう進んでいくのかそんな議論ができると、国民の不安を取り除くことができる
コメンテータープロフィール
京都大学公共政策大学院 修士課程を修了。トレーダーとして法人の資産運用を担う。その後、フィスコのアナリスト、FUNDINNOで日本初のECFアナリストとして政策提言に関わる。フジテレビ、日経CNBC、プレジデント、ダイヤモンド、Forbes JAPAN、SPA!などで活動。■フジテレビLiveNEWSαレギュラー出演■ラジオ日経レギュラー番組■プレジデントオンラインの執筆記事は2020年の半年間で累計6000万PVを超え「日本一バズるアナリスト」と言われる。■書籍『5万円からでも始められる! 黒字転換2倍株で勝つ投資術』 『株・投資ギガトレンド10』