Yahoo!ニュース

倉原優

倉原優認証済み

認証済み

呼吸器内科医

報告

補足マイコプラズマは肺炎になることもありますが、風邪や気管支炎どまりのことも多く、これら軽症例は報告対象外です。そのため、実際には相当数の感染者がいると想定されています。予防策として、①外出後の手洗い・手指消毒などの手指衛生を心がける、②密な環境では換気を心がける、③呼吸器症状がある場合などはマスクを着用する、④冬場は適度な湿度を保持する、⑤マイコプラズマと判明した場合はタオルや食器などを分ける工夫をする、などが挙げられます。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった484

コメンテータープロフィール

国立病院機構近畿中央呼吸器センターの呼吸器内科医。「お医者さん」になることが小さい頃からの夢でした。難しい言葉を使わず、できるだけ分かりやすく説明することをモットーとしています。2006年滋賀医科大学医学部医学科卒業。日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医・代議員、日本感染症学会感染症専門医・指導医・評議員、日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本結核・非結核性抗酸菌症学会結核・抗酸菌症認定医・指導医・代議員、インフェクションコントロールドクター。※発信内容は個人のものであり、所属施設とは無関係です。

関連リンク(外部サイト)

倉原優の最近のコメント