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久保田博幸

久保田博幸

認証済み

金融アナリスト

報告

見解黒田前日銀総裁は、ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギーや食料の価格高騰を機に状況が変わったと指摘したそうだが、ロシアによるウクライナ侵攻は2022年2月、日本の消費者物価指数(除く生鮮)が前年同月比2%を超えたのは2022年4月から。黒田日銀総裁の任期は2023年4月まで。つまり、ロシアのウクライナ侵攻とそれによる物価上昇を目の当たりにして、在任期間の2023年4月まで1年もの間、物価が2%を超えているのに、梃子でも金融政策の方向性を変えようとしなかったのはどうしてなのかを説明してほしい。

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コメンテータープロフィール

フリーの金融アナリスト。1996年に債券市場のホームページの草分けとなった「債券ディーリングルーム」を開設。幸田真音さんのベストセラー小説『日本国債』の登場人物のモデルともなった。日本国債や日銀の金融政策の動向分析などが専門。主な著書として「日本国債先物入門」パンローリング 、「債券の基本とカラクリがよーくわかる本」秀和システム、「債券と国債のしくみがわかる本」技術評論社など多数。

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