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小山堅

小山堅

認証済み

日本エネルギー経済研究所 専務理事・首席研究員

報告

見解欧州でも、中国製の太陽光パネルやEVの大量流入に対して神経を尖らせ、産業政策や経済安全保障の観点から改めて精査をしていこうとする動きが現れている。今回、日欧は、今後のエネルギー転換や脱炭素、さらにはより広い経済安全保障問題などの観点で、戦略物資・技術を巡る協力を進めていこうとする構想を検討し、基本的な方針を明らかにした。日本は、先般は米国と首脳会談を経て経済安全保障面等での協力強化を打ち出したが、今回は日欧での協力重視を謳う形となった。日米欧の協力が今後具体的にどのように進められていくのか、注目していきたい。

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  • 今井佐緒里

    欧州/EU・国際関係の研究者、ジャーナリスト、編集者、作家

    補足「日EU 戦略的パートナーシップ協定(SPA)」というものがある。2019年には暫定発効していたが、…続きを読む

コメンテータープロフィール

小山堅

日本エネルギー経済研究所 専務理事・首席研究員

専門は国際エネルギー情勢の分析とエネルギー政策の研究。エネルギー安全保障問題やエネルギー地政学に詳しい。

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