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小山堅

小山堅認証済み

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日本エネルギー経済研究所 専務理事・首席研究員

報告

補足2012年の全量買い取り制度によって太陽光を中心に日本では急速に再エネが普及した。その結果、日本の平地面積当たりの太陽光の普及は世界でもトップクラスになり、逆に言うと今後の普及に制約が生じることにもなった。その中でペロブスカイトなど次世代太陽電池への期待は大きい。2040年度に20ギガワット、1ギガワット(100万kW)の原発20基分という大量導入を目指すということになるが、ここで一点だけ留意するべきことは、同じ20ギガワットでも、原発のようにベースロードで高い稼働率で運転し発電する設備と、日照の加減で発電が間歇性を持つ太陽光では、発電電力量に大きな差が生まれる、ということである。

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  • 江田健二

    RAUL株式会社代表取締役

    補足ペロブスカイト太陽電池、ぜひ、進めていただきたいです。既存の太陽光パネルに比べて厚みが約100 分の…続きを読む

  • 南龍太

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    記者

    補足ペロブスカイト太陽電池は、桐蔭横浜大学宮坂教授らが開発を主導する日本発の技術で、特に2020年前後か…続きを読む

コメンテータープロフィール

小山堅

日本エネルギー経済研究所 専務理事・首席研究員

専門は国際エネルギー情勢の分析とエネルギー政策の研究。エネルギー安全保障問題やエネルギー地政学に詳しい。

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