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高祖常子

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子育てアドバイザー/キャリアコンサルタント

報告

解説そもそも最低2人の保育士を配置すべきところ、0歳からの4人の子を園長が1人で見ているということになぜなったのかということです。 しかも生後5カ月児を別室に放置し、30分も様子を見ていなかったというのはあり得ません。0歳児は5分に一度の午睡チェックが基本です。そう決まっているのは、窒息の可能性があるためで、これをできないのであれば、子どもを危険にさらすことになります。 3回もの違反が続いていたとのことで、それまで厳しい措置を取らなかった自治体の責任も大きいと言えます。何らかの対処をしていれば、心都ちゃんの命が奪われることはなかったでしょう。ご夫婦やお兄ちゃんたちの心のケアも必要でしょう。心都ちゃんのご冥福をお祈りします。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 小崎恭弘

    大阪教育大学教授/元附属小学校長/ファザーリングジャパン顧問

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  • 普光院亜紀

    保育園を考える親の会アドバイザー/ジャーナリスト

    見解行政が保育施設の運営状況をチェックする指導監査(指導検査ともいう)の制度は、近年、規制緩和される方向…続きを読む

コメンテータープロフィール

高祖常子

子育てアドバイザー/キャリアコンサルタント

認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事。資格は保育士、幼稚園教諭2種、心理学検定1級ほか。リクルートで学校・企業情報誌の編集にたずさわり、妊娠・出産を機にフリーに。2005年に育児情報誌miku編集長に就任し14年間活躍。体罰禁止の法的明記に際して2019年に署名活動を実施。「体罰等によらない子育ての推進に関する検討会」(厚生労働省2019-2020)でガイドライン策定の委員を務めた。各種NPOの理事、足立区男女共同参画推進委員副委員長などを務める。子育て支援を中心とした編集・執筆ほか、全国で講演を行っている。著書は『感情的にならない子育て』(かんき出版)ほか。3児の母。

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