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木村元彦

木村元彦

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ジャーナリスト ノンフィクションライター

報告

補足本報道が出てからも学校側の不誠実な対応が続いている。問題を受けてその後、臨時保護者会が開かれたが、そこでは顧問の言い分のみが発表され、被害者となった生徒には一切ヒアリングがなされていなかったことが露見した。バスケ部については外部から当該顧問の知り合いというコーチを招き二人体制で指導するという。それで果たして説明責任を果たしたと言えるのか。今回の事故が起こった直後に保護者が直接学校側に抗議をしてもまともに対応されず、生徒へのパワハラはさらに酷くなったという。メディアや北村あやこ桶川市議が取り上げなければ、この事件は埋もれたままであったことを考えると校長や顧問の子どもに対する人権意識の欠如を感じざるをえない。報道をきっかけに桶川中学のブラック校則までが表面化した。これまで苦しんだ生徒もかなり存在するのではないか。勇気をもって声をあげた保護者が今後いわれの無い攻撃にされされないことを切に願う。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 内田良

    名古屋大学大学院教育発達科学研究科・教授

    見解通常、保健体育の授業で生徒が痛みを訴える場合、保健室に行き、養護教諭の判断をあおぐことになります。と…続きを読む

コメンテータープロフィール

木村元彦

ジャーナリスト ノンフィクションライター

中央大学卒。代表作にサッカーと民族問題を巧みに織り交ぜたユーゴサッカー三部作。『誇り』、『悪者見参』、『オシムの言葉』。オシムの言葉は2005年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞、40万部のベストセラーとなった。他に『蹴る群れ』、『争うは本意ならねど』『徳は孤ならず』『橋を架ける者たち』など。

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