補足開幕前、ある球界OBがこんなことを言っていました。「今の西武は(打者は)練習しない。選手と顔合わせても目つきがプロの目つきではないんだよ」と。「練習しない」とは、バッティング練習の質と量が、他チームに比べて圧倒的に足りないという意味です。「これでシーズン乗り切れると思っているのかな」。そうも漏らしていましたが、結果、その通りになりました。「目つき」は、表現を選びますが、目標を持ち、勝つ野球に邁進しているチームの選手なら、自ずと緊張感ある目をしています。それは試合のみならず、試合前の練習などでも感じさせます。こうした意識の改革はとてもむずかしい。檄を飛ばし、観念的な文言では今の選手は目を覚ましてくれないからです。よりプレーに結びつく現代的な方法で選手の意識改革につなげられるか。監督、コーチがどんな人になるかは言及しませんが、それが出来る人かどうかが大事だと思います。
コメンテータープロフィール
獨協大学卒業後、フリーのスポーツライターに。以後、新聞、雑誌に野球企画を中心に寄稿する一方、漫画原作などもてがける。韓国、台湾などのプロ野球もフォローし、WBCなどの国際大会ではスポーツ専門チャンネルでコメンテイターも。でもここでは国内野球はもちろん、他ジャンルのスポーツも記していければと思っています。
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