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菊地慶剛

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スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

報告

見解実はカイケル投手は7月14日にブルワーズからDFA(40人枠から外す措置)された後、ウェーバーをクリアした後一旦は同17日にマイナー降格を受け入れていたのですが、翌日になって自らの意思でFAになっていました。多分ロッテから勧誘を受けていたためだと思います。 ただ最近のカイケル投手は2021年シーズンを最後にメジャーに定着できておらず、ここ2年間はマイナー契約を結びメジャー昇格を狙う立場が続いていました。36歳という年齢を考慮しても、すでにピークを過ぎた投手であることは否定できません。 一方で全盛期においてもMLBでは技巧派投手として活躍してきた投手であり、ここ2年はほとんどフォーシームを投げずシンカー、チェンジアップ、カッター、シンカーを投げ分け打者を翻弄する投球スタイルでした。 NPB統一球をどこまで扱えるかですが、MLB屈指の技巧派がどこまで通用するのか興味深いところです。

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  • お股ニキ

    ピッチングデザイナー/野球評論家

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コメンテータープロフィール

菊地慶剛

スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

1993年から米国を拠点にライター活動を開始。95年の野茂投手のドジャース入りで本格的なスポーツ取材を始め、20年以上に渡り米国の4大プロスポーツをはじめ様々な競技のスポーツ取材を経験する。また取材を通じて多くの一流アスリートと交流しながらスポーツが持つ魅力、可能性を認識し、社会におけるスポーツが果たすべき役割を研究テーマにする。2017年から日本に拠点を移し取材活動を続ける傍ら、非常勤講師として近畿大学で教壇に立ち大学アスリートを対象にスポーツについて論じる。在米中は取材や個人旅行で全50州に足を運び、各地事情にも精通している。

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