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菊地慶剛

菊地慶剛認証済み

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スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

報告

補足記事にあるように、守護神のバティスタ投手がこの日は休養だったため、まずハイド監督がクローザー役を委ねたのはバウマン投手でしたが、同点本塁打を打たれてしまい延長戦に突入。10回にマリンズ選手の2点本塁打が生まれ、その裏を藤浪投手が3者凡退に抑え試合を締めくくりました。 今回の好投のカギになったのは、ベテランのマッキャン捕手のインサイドワークだったように思います。先頭打者に3連続ボールを与える厳しい立ち上がりでしたが、すぐさまマウンドに駆け寄り藤浪投手に声をかけると制球力が安定しています。またボールを受ける度に大きく頷く仕草を繰り返すなど、藤浪投手を安心させようとする努力が垣間見られました。 試合後ハイド監督は「彼にとっても我々にとっても最高だった。彼をプレートに向かわせれば我々にとって大きな武器になる。最近は彼の安定感が取り上げるが、今日彼は乗り切ってくれた」と賛辞を送っています。

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  • お股ニキ

    ピッチングデザイナー/野球評論家

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コメンテータープロフィール

菊地慶剛

スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

1993年から米国を拠点にライター活動を開始。95年の野茂投手のドジャース入りで本格的なスポーツ取材を始め、20年以上に渡り米国の4大プロスポーツをはじめ様々な競技のスポーツ取材を経験する。また取材を通じて多くの一流アスリートと交流しながらスポーツが持つ魅力、可能性を認識し、社会におけるスポーツが果たすべき役割を研究テーマにする。2017年から日本に拠点を移し取材活動を続ける傍ら、非常勤講師として近畿大学で教壇に立ち大学アスリートを対象にスポーツについて論じる。在米中は取材や個人旅行で全50州に足を運び、各地事情にも精通している。

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