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川内優輝

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プロランナー

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見解「ペースメーカーがいる間はただ流れに乗ればいい」と考えがちですが、「機械ではなく選手」ということは常に頭の隅に置いておく必要があります。 給水が苦手で止まったり戻る選手も時々いますので、「そのような選手の近くを走らない」、「接触しないように集団内での位置取りを変える」、「スペシャルドリンクを取りに行けない位置取りをしてしまったらゼネラルを取りに行く」といったことを給水所が近づいてきたら瞬時に判断する必要があります。 また、ペースメーカーが速かったり遅かった場合には多少力は使いますが「Good!」、「Pace up!」等とコミュニケーションを取ることも大切で実際に海外選手はよくやっています。 今回の日本人男子集団は設定より遅かったようですが中間点は五輪内定基準タイムピッタリでは通過しています。 Bestではありませんが他の海外レースを基準にすると Betterの範囲だと思います。

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コメンテータープロフィール

1987年生まれ。あいおいニッセイ同和損害保険株式会社所属。学習院大学時代、箱根駅伝に2度出場(関東学連選抜6区)。2009年に埼玉県庁入庁後もフルタイム勤務の市民ランナーとして競技を続け、2019年4月にプロランナーに転身。 これまでに650回以上のレースに出場。フルマラソンのサブ10(2時間10分以内)世界最短間隔記録や日本人最多記録なども樹立。2020年12月防府読売でサブ20(2時間20分以内)100回を達成し、ギネス世界記録に認定。2021年2月びわ湖毎日では2時間7分27秒の自己記録を出すなど現役選手として進化を続けている。

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