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川内優輝

川内優輝

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プロランナー

報告

テレビ中継のあるマラソンを中心に沿道で並走する方をよく見かけますが、人の多い場所での並走は危険ですのでやめてほしいです。 大会によっては、先導車や白バイが「並走しないでください」とわざわざアナウンスをするくらい深刻な問題となっています。 並走に限らず、選手の応援よりもテレビカメラを優先すると重大な事故に繋がる可能性もあります。 マラソンではありませんが2021年のツール・ド・フランスでは、テレビに映るために選手を見ずにレースと関係ない看板をコースに乗り出して掲げた人がいました。 その看板に選手が接触して転倒し、その転倒した選手に次々と後続の選手も衝突する玉突き落車事故が発生しました。 マラソンや駅伝は選手と沿道の応援の距離が近いこともメリットです。 そうしたメリットをなくしてしまうような危険行為は避けて欲しいと強く思います。

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コメンテータープロフィール

1987年生まれ。あいおいニッセイ同和損害保険株式会社所属。学習院大学時代、箱根駅伝に2度出場(関東学連選抜6区)。2009年に埼玉県庁入庁後もフルタイム勤務の市民ランナーとして競技を続け、2019年4月にプロランナーに転身。 これまでに650回以上のレースに出場。フルマラソンのサブ10(2時間10分以内)世界最短間隔記録や日本人最多記録なども樹立。2020年12月防府読売でサブ20(2時間20分以内)100回を達成し、ギネス世界記録に認定。2021年2月びわ湖毎日では2時間7分27秒の自己記録を出すなど現役選手として進化を続けている。

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