ジョン・ワイサッキーさん

　ステインドの元ドラマー、ジョン・ワイサッキーさんが亡くなった。５３歳だった。「イッツ・ビーン・アワイル」のヒットで知られる同バンドの創設メンバーだったジョンが、１８日に死去したと報じられた。現段階では死因は不明だが、肝臓の病気を患っていたと言われている。 【写真】ステインドのライブ　熱唱するアーロン・ルイスら 　１９９４年にジョンと共通の友人を通じて知り合ったマイク・ミューショック（５４）、アーロン・ルイス（５２）、ジョニー・エイプリル（５９）により結成されたステインドは、ジョンが在籍した１７年間を「最高の思い出だ」とし、追悼のメッセージをインスタグラムに「マサチューセッツ州ラドローでの練習から世界中を回るツアーまで、ジョンは僕らがバンドであるために欠かせない存在だった。ジョンの遺族、そして彼を愛した世界中のファンへ心からのお悔やみを申し上げます」と投稿した。 　ジョンの復帰を歓迎すると語っていた同バンドのフロントマン、アーロンはインスタグラムに投稿した感情的な賛辞の中で、「心が壊れている」と吐露した。 　「とても悲しい。友人を失った。兄弟のように愛し、兄弟のように喧嘩し、兄弟のように気遣い、兄弟のように心配し、兄弟のように泣いた。戦友だったから。彼がいなかったら、僕の旅は違ったものになっていただろう。僕の心は傷ついた。僕の世界は変わったんだ」 　また２０１１年の脱退後にジョンが一時期加入していたＳＯｉＬは、ジョンを「素晴らしい友人であり、素晴らしいドラマーであっただけでなく、素晴らしい人間だった」と称賛する追悼のメッセージをインスタグラムで発表している。 （BANG Media International／よろず～ニュース）