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鹿嶋真弓

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立正大学心理学部教授/TILA教育研究所副代表

報告

補足不登校が増え続ける中、2016年12月に教育機会確保法が成立しました。その基本指針の中で、「不登校は、取り巻く環境によっては、どの児童生徒にも起こり得るものとして捉え、不登校というだけで問題行動であると受け取られないよう配慮し、児童生徒の最善の利益を最優先に支援を行うことが重要である。」と述べています。そして、「これらの支援は、不登校児童生徒の意思を十分に尊重しつつ行うこととし、当該児童生徒や保護者を追い詰めることのないよう配慮しなければならない。」と結んでいます。  不登校の子どもの一番の支援者である保護者自身も、どのように対応したらよいのか、悩み、困っているのが現状です。まずは私たちおとなが、不登校は悪いことではないと捉え、不登校児童生徒やその保護者に寄り添うことはあっても、追い詰めることのないようにすることが大切です。

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コメンテータープロフィール

鹿嶋真弓

立正大学心理学部教授/TILA教育研究所副代表

専門は学級経営、カウンセリング科学。都内の公立中学校、逗子市教育研究所、高知大学教育学部を経て、2019年4月より現職。2016年9月にはTILA教育研究所を設立。荒れた学年、学級が教師のはたらきかけを通して、あたたかみのある学級集団、学年集団へと成長する過程を目の当たりにしてきました。その取組の一部は、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介されました。現在、教師の指導行動改善のための『蓄積データ』、主体的対話的で深い学びのための準備体操『ひらめき体験教室』、『子どもの言葉で問いを創る授業』など広く教育現場に活かせるワークショップを展開中です。

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