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鹿嶋真弓

鹿嶋真弓認証済み

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立正大学心理学部教授/TILA教育研究所副代表

報告

補足生徒会活動の位置づけは,学習指導要領の特別活動編に記されています。特別活動は,ホームルーム活動,生徒会活動,学校行事から構成され,生徒会活動は「全校の生徒をもって組織する生徒会において,学校における自分たちの生活の充実・発展や学校生活の改善・向上を目指すために,生徒の立場から自発的,自治的に行われる活動である。」となっています。 51年前に「生徒会長制」を撤廃し「四権分立制」を確立したプロセス,51年ぶりに「生徒会長制」を復活させたプロセスは,いずれも生徒の立場から自発的・自治的に行われる活動です。 撤廃も復活も改革です。高校に在籍している期間が過ぎれば,人は入れ替わります。改革に携わった人たちの改革せざるを得なかった思いをいかに次の世代に引き継ぐか,引き継いだ人たちが,その課題に対し関心をもってかかわり続けることこそが,自分たちの生活の充実・発展や生活の改善・向上につながることでしょう。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 広野雅明

    学習塾講師

    補足素晴らしいことですね。最近はブラック校則などの改正や学校行事、修学旅行の運営、施設のリフォームなどが…続きを読む

  • 平岩国泰

    新渡戸文化学園理事長/放課後NPOアフタースクール代表理事

    補足「生徒会は必ずあるもの」という認識の方が多いのではないでしょうか。生徒会も校則も通知表も運動会も全部…続きを読む

コメンテータープロフィール

鹿嶋真弓

立正大学心理学部教授/TILA教育研究所副代表

専門は学級経営、カウンセリング科学。都内の公立中学校、逗子市教育研究所、高知大学教育学部を経て、2019年4月より現職。2016年9月にはTILA教育研究所を設立。荒れた学年、学級が教師のはたらきかけを通して、あたたかみのある学級集団、学年集団へと成長する過程を目の当たりにしてきました。その取組の一部は、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介されました。現在、教師の指導行動改善のための『蓄積データ』、主体的対話的で深い学びのための準備体操『ひらめき体験教室』、『子どもの言葉で問いを創る授業』など広く教育現場に活かせるワークショップを展開中です。

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