Yahoo!ニュース

神田敏晶

神田敏晶認証済み

認証済み

ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント

報告

一体、何をどうすれば、960回で9.6億円もの大金を家族で申請できてしまったのだろうか?個人であればすべて上限MAXの100万円受給だ。 考えられるのは、偽造された確定申告書や通帳や伝票。身分証明書だけが本物のパターンという雑な詐欺に近い…。オンライン申請がファイルを送信するだけだと、同様に使いまわしのデータという可能性も高い。 しかし、960回も満額100万円を通してしまっている側の責任も大きいでのではないか?巧妙な細工ではなく、単なる使いまわしだったとすると精査する側にも問題がある。 確定申告書などはウラを取ろうとすれば、取れてしまうが、実際には税務署への開示請求等が必要となる。 経済産業省もふくめて、マイナンバーや法人マイナンバーの整備と、税務署もブロックチェーン技術などが必要な時代だ。単なる申請だけのオンライン化ではなく、確認する側もデジタル化でないと同様の詐欺はまだまだ発生する。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった1532

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 多田文明

    詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

    家族ぐるみで不正な申請をしていたことすれば、極めて用意周到に仕組まれた犯行で、不正行為は外部に漏れに…続きを読む

コメンテータープロフィール

神田敏晶

ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント

1961年神戸市生まれ。ワインのマーケティング業を経て、コンピュータ雑誌の出版とDTP普及に携わる。1995年よりビデオストリーミングによる個人放送「KandaNewsNetwork」を運営開始。世界全体を取材対象に駆け回る。ITに関わるSNS、経済、ファイナンスなども取材対象。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部、サイバー大学で非常勤講師を歴任。著書に『Web2.0でビジネスが変わる』『YouTube革命』『Twiter革命』『Web3.0型社会』等。2020年よりクアラルンプールから沖縄県やんばるへ移住。メディア出演、コンサル、取材、執筆、書評の依頼 などは0980-59-5058まで

関連リンク(外部サイト)

神田敏晶の最近のコメント