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門倉貴史

門倉貴史

認証済み

エコノミスト/経済評論家

報告

見解これまで高成長が続き、購買力のある中産階級も台頭していたミャンマーは、日本企業の進出先として注目度が高まっていた。  しかし、2021年2月のクーデターで軍が実権を握ってからは経済・社会が不安定化し、日本を含めて外資系企業にとってはビジネスリスクが急激に高まっている。  軍が実権を握る状況は続く可能性が高く、今後、ビジネスリスクの高まりを理由に、ミャンマーから撤退する日本企業が相次ぐ可能性が高い。

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  • 助川成也

    国士舘大学政経学部教授/泰日工業大学客員教授

    補足アジアは歴史的に米作が盛んであり、世界のコメ生産量の約9割がアジアで生産されている。ミャンマーは世界…続きを読む

コメンテータープロフィール

1971年神奈川県生まれ。95年慶応義塾大学経済学部卒業、同年銀行系シンクタンク入社。99年日本経済研究センター出向、00年シンガポールの東南アジア研究所出向。02年から05年まで生保系シンクタンク経済調査部主任エコノミストを経て、現在はBRICs経済研究所代表。同研究所の活動とあわせて、フジテレビ「ホンマでっか!?TV」など各種メディアにも出演中。また、雑誌・WEBでの連載や各種の講演も多数行なっている。『図説BRICs経済』(日本経済新聞社)、『増税なしで財政再建するたった一つの方法』(角川書店)、『オトナの経済学』(PHP研究所)、『日本の「地下経済」最新白書』(SB新書)など著作多数。

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