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石川智久

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日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

報告

補足いまのところ、報道などではトランプ大統領は怪我はしたものの、命に係わるものではないとのことです。米国人は「強い人間」を好むところがあり、うまく復活を演じることができれば、トランプ氏当選の可能性が高まります。実際、レーガン大統領暗殺未遂事件の時には、レーガン氏が手術の際、「今日、手術する医師が全員、共和党員であることを望む」とジョークで答え、その余裕の姿勢が人気アップに繋がりました。大統領としての余裕、治安維持の大切さなどをうまく演出できるかが、今後の注目点です。また、最近の政治経済学では、リーダーの精神状態を分析して対応を立てることが重要視されています。今回の事件が、トランプ氏のメンタリティにどのような影響を与えるのか、日本企業も関税や企業買収関係などで巻き込まれる可能性があるなか、対岸の火事ではなく、冷静に分析する必要があります。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 飯塚真紀子

    在米ジャーナリスト

    補足ABCニュースによると、トランプ氏の広報担当者は声明で「トランプ大統領は、この凶悪な行為に対して迅速…続きを読む

  • 三牧聖子

    同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科准教授

    解説聴衆には死者がでたとも伝えられる。発砲が誰による、どのような動機のよるものかわかっていないが、昨今の…続きを読む

コメンテータープロフィール

石川智久

日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

専門はマクロ経済及び金融制度分析。大阪勤務時の経験から関西経済、地方創生、万博の経済効果なども研究。日経新聞夕刊の十字路などマスコミ寄稿も多数。著書は「大阪の逆襲」(共著、青春新書インテリジェンス)、「大阪が日本を救う」(単著、日経プレミアシリーズ)。

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