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石川智久

石川智久

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日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

報告

見解人手不足は自治体でも共通の課題です。また、最近は各自治体で誤送金や情報漏洩等が頻発しており、中小自治体ではITにまつわる問題も増えてきました。こうしたなか、ITシステムの共通化が進めば、人手不足への対応、事務ミスの削減、自治体のコスト低下などが期待されます。一方で、1800もの自治体がバラバラに発注していた状態から、全てを共通化する状態に変わるということは、ITベンダーとしては取引先が減ることを意味します。IT業界の再編に繋がる可能性があります。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

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    神戸大学大学院工学研究科 特命教授・名誉教授

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  • 神田敏晶

    ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント

    見解根本的な政府の受発注のしくみを変えない限り、『政府クラウド(ガバメントクラウド)』も大手ベンダーから…続きを読む

コメンテータープロフィール

石川智久

日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

専門はマクロ経済及び金融制度分析。大阪勤務時の経験から関西経済、地方創生、万博の経済効果なども研究。日経新聞夕刊の十字路などマスコミ寄稿も多数。著書は「大阪の逆襲」(共著、青春新書インテリジェンス)、「大阪が日本を救う」(単著、日経プレミアシリーズ)。

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