見解インフレが続くなかでは、税収は増える傾向にあります。一方で国債の利払費は、しばらくは過去の低金利で借りた債券の満期が来ないので、それほどには増えませんが、時間の経過とともに増えていきます。仮に1%金利が上がれば、10年後には政府の利払費は現在の倍になるという試算もあります。税収増加と利払費増加にはタイムラグがあり、税収が増加しているときに財政再建に向けて歩みを進める必要があります。税収は増加していますが、令和6年度予算は約110兆円であり、税収の70兆円を大幅に超えています。引き続き無駄な支出を減らしていく必要があります。
コメンテータープロフィール
専門はマクロ経済及び金融制度分析。大阪勤務時の経験から関西経済、地方創生、万博の経済効果なども研究。日経新聞夕刊の十字路などマスコミ寄稿も多数。著書は「大阪の逆襲」(共著、青春新書インテリジェンス)、「大阪が日本を救う」(単著、日経プレミアシリーズ)。
関連リンク(外部サイト)
石川智久の最近のコメント
コメントランキング
- 1
加害者の今を知ってしまった…「娘の未来は絶たれたのに」中2いじめ、遺族の憤りと煩悶 学校推薦で高校進学、実業団選手に。謝罪はないまま
47NEWS - 2
小林製薬の紅麴問題、新たに76人死亡疑い 因果関係を調査中
朝日新聞デジタル - 3
タカラトミーが社員の子供1人に200万円、出産育児祝い金制度新設
Bloomberg - 4
【博多駅前女性刺殺事件】寺内進被告(32)に懲役20年 福岡地裁が判決「計画性はなく衝動的に殺害」 元交際相手に対する”つきまとい”認定も”待ち伏せ”は認めず
RKB毎日放送 1:37 - 5
岸田首相のボーナスは392万円!国家公務員に夏のボーナス支給で一般職平均は約66万円で2万2100円増
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)