見解「サステナビリティは『我慢しないといけないもの』ではなく『人間の幸福感と両立されるべきもの』」 という山口さんの考えには正直はっとさせられました。長く教育現場におりますが、どうしても教師目線だと、「世の中にはたいへんな生活をしている人がいる、環境問題は今後の大きな課題だから贅沢しないで我慢しなさい」などというスタンスでSDGSなどの社会課題を道徳的に取り扱いがちです 生徒は道徳的に指導されるとどうしても「楽しく、ハッピーに」という思いで何かに取り組むことができずに、ワクワクマインドを持ち難くなっているのかもしれません たいへんではありますが、若者は多くの社会課題に直面し突破口をひらいていかざるを得ません。何をやるのか、もありますが、ワクワクマインドで楽しみながら未来社会を創出して欲しいと応援していきたいと思います
コメンテータープロフィール
21世紀型教育機構理事。カリキュラムマネージャー（聖ドミニコ学園・星の杜中・高等学校・福山暁の星中・高等学校）。専修大学北上高校理事。現在、多くの学校の教育改革に関わる。1962年東京都出身、ニューヨークで生活の後、暁星学園に学ぶ。85年早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。暁星国際学園、ロサンゼルスインターナショナルスクールなどで教鞭を執る。元かえつ有明校長。香里ヌヴェール学院学院長。「2020年の大学入試」（講談社）「先生、この『問題』教えられますか」（洋泉社）「学校の大問題」（SBクリエイティブ）「いま知らないと後悔する2024年の大学入試改革」（青春出版社）
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