見解菊川怜さんの子育ての話はとても興味深いです。ご自身の体験を客観的に振り返りつつ、我が子は我が子である、というお考えも素敵です 教育現場に長年いる者として、またかつて同級生で進学した仲間を見ていて、東京大学のことを誤解なきように意見を言わせていただければ、「がんばって」進学する大学ではないのかなと思います それは東京大学の教育うんぬんではなく、ある程度の資質を持っている人間がそこそこの学習で、余裕を持ちつつ入学して欲しいと思うからです もちろん、官僚を目指して、いい日本を作りたいという気持ちでがんばって東京大学に進学する選択肢もあるとは思います 子どもが、狙えるレベルにあり、東京大学に向くタイプであると親が判断した時に、さり気なく背中を押してあげるのもありでしょうか
コメンテータープロフィール
21世紀型教育機構理事。カリキュラムマネージャー(聖ドミニコ学園・星の杜中・高等学校・福山暁の星中・高等学校)。専修大学北上高校理事。現在、多くの学校の教育改革に関わる。1962年東京都出身、ニューヨークで生活の後、暁星学園に学ぶ。85年早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。暁星国際学園、ロサンゼルスインターナショナルスクールなどで教鞭を執る。元かえつ有明校長。香里ヌヴェール学院学院長。「2020年の大学入試」(講談社)「先生、この『問題』教えられますか」(洋泉社)「学校の大問題」(SBクリエイティブ)「いま知らないと後悔する2024年の大学入試改革」(青春出版社)
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