見解通信制大学はかなりの学生を集めるのではないかと思います 現在高校で通信制はかなり増えており、早晩1割を超えていくのではないかと思われます。この背景には、コロナ禍でオンラインでの授業が実施されたこと、多様な生活習慣が世の中で認められてきたことがあげられると思います この流れからすると大学も通信制でなっていくでしょう 教育内容をみてもユニークなものが展開されており、優秀な人材も輩出されることが期待されています 一方、通信制高校で進路が未決定が約3割くらいいます。進学も就職もしないケースです。これはこれで心配です。その受け皿が通信制大学とも考えられますが、その後の進路も一体どうなるのか 通信制でない大学で通信制高校からの卒業生の退学率も高いという話もちょこちょこ耳にします 急激な変化にどのように対応していくのか教育界のみならず社会で取り組むべき問題です
コメンテータープロフィール
21世紀型教育機構理事。カリキュラムマネージャー(聖ドミニコ学園・星の杜中・高等学校・福山暁の星中・高等学校)。専修大学北上高校理事。現在、多くの学校の教育改革に関わる。1962年東京都出身、ニューヨークで生活の後、暁星学園に学ぶ。85年早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。暁星国際学園、ロサンゼルスインターナショナルスクールなどで教鞭を執る。元かえつ有明校長。香里ヌヴェール学院学院長。「2020年の大学入試」(講談社)「先生、この『問題』教えられますか」(洋泉社)「学校の大問題」(SBクリエイティブ)「いま知らないと後悔する2024年の大学入試改革」(青春出版社)
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