補足卵を使用した料理、目玉焼きをハンバーグに乗せると販売数が上がることは鉄板です。その一方、9月は食中毒の発生も高いことから、惣菜では作り置き、そして提供してから喫食される時間がわからないこともあり、販売しない企業も多いのが事実です。つまりオーダーを受けてすぐに食べられるファーストフードの月見バーガーは、中食(惣菜)においても差別化できる商品となります。さらに昨年からの鶏インフルエンザにより、卵の供給がストップ、価格も2倍に跳ね上がり、一般の顧客にとって、これまで物価の優等生だったイメージが一機に崩れる事態となりました。そのため、より卵への思慕が高まっており、今年の月見バーガーの売り上げは好調ではないでしょうか。
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コメンテータープロフィール
神戸女学院大学音楽学部ピアノ科卒、同研究科修了。その後、演奏活動,並びに神戸女学院大学講師として10年間指導。料理コンクールに多数、入選・特選し、それを機に31歳の時、社会人1年生として、フリーで料理界に入る。スタート当初は社会経験がなかったこと、素人だったこともあり、なかなか仕事に繋がらなかった。その後、ようやく大手惣菜チェーン、スーパー、ファミリーレストランなどの商品開発を手掛け、現在、食品業界で各社、顧問契約を交わしている。執筆は、中食・外食専門雑誌の連載など多数。業界を超え、あらゆる角度から、足での情報、現場を知ることに心がけている。フードサービス学会、商品開発・管理学会会員
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